目次
認知症は何故起こるのか
アルツハイマー病、いわゆる認知症というのは何故起こるのか。
簡潔に言うと、脳の細胞がグルコースをエネルギー源として取り込むことができずに、機能低下が起こっているとされています。
理由としては、脳内にアミロイドβというタンパク質でできた物質が溜まることで神経細胞を損傷させてしまいます。
通常は脳内のゴミとして短期間の内にこのアミロイドβを脳から排出しています。
それは深い睡眠中の時だったり、またはインスリンの分解酵素によって掃除が行われているんですね。実は血糖値を抑制する為に膵臓から分泌されるインスリンは使い切るとインスリン分解酵素によって分解されると同時に、アミロイドβも排出していることが分かりました。
糖尿病などで高い血糖値を抑える為に多量のインスリンを分泌する事で手一杯となり、その仕事量の多さからアミロイドβの排出まで行き届かずにいることで、蓄積され続けて神経細胞を損傷させてしまいます。
このようにインスリンの効きが悪くなると脳の神経細胞がブドウ糖をエネルギーとして使えずに神経変性を起こします。
神経症状が悪化して記憶障害などに繋がってしまうんですね。
認知症が3型糖尿病とも呼ばれるようになったきっかけかと思います。
もちろんこれだけではないと思うが、考えの一つになります。
ここまでの記事をお読みの方はご理解されている通り、脳は2つのエネルギー源を使うことが分かっています。
ここから先をお読みになるには会員登録が必要です。 登録後、自動的に7日間の無料お試し期間となりまして、その際の通知はございません。 また、期間終了後は自動更新にはなりませんのでご安心ください。 下記の専用フォームからご登録後にログインしてからアクセスください。